fbpx

兵庫県姫路市の行政書士事務所。何でもお気軽にご相談ください。

ご相談はこちらまで079-283-2323 
BLOG
榊原行政書士事務所 > すべての記事 > 自分で取る金属くず商許可 > 「金属くず商許可」を自分で取る方法

「金属くず商許可」を自分で取る方法

行政書士が教える「金属くず商」「金属くず行商」のまとめ

今回は、ご自分で「金属くず商」と「金属くず行商」の許可を取れるように、申請書類の準備方法についてご説明していきます。
※古物取引を扱う事業で金属を取扱う場合は、兵庫県では古物商許可とは別に「金属くず商許可」が必要になっています。都道府県ごとに取扱いが異なりますので兵庫県外の方はご確認くださいね。
 

第1回 「金属くず商」の申請方法

1 金属くず商とは?

まずは、金属くず商の内容から確認しておきましょう。

「金属くず商」とは、「営業所を設けて金属くずを売買し、若しくは交換し、又は委託を受けて売買し、若しくは交換する営業」と定義されています。

つまり、営業所を設けて、営業所で金属くずを買取りしたり販売する場合、または誰かから委託を受けて買取りをしたり、販売することを仕事とする人を言います。

 

中古の金属を本来の目的以外で加工などして売買する場合、例えば、金属をスクラップにして販売する場合などには、古物商ではなく「金属くず商」の許可が必要になります。本来の目的に従って売買、交換、加工又は使用されるものは古物商の許可が必要になります。

 

金属くずにあたるのは、例えば、アルミや鉄、銅のスクラップ、ハンダ、錫、鉛、エアコン配管、アルミサッシなどです。

 

「金属くず商」を営みたい方は営業所を管轄する警察の生活安全許可事務を担当する課に申請します。

 

★都道府県によっては必ずしも古物商と金属くず商をわけておらず、金属くず商の許可が必要でない県もあります。ちなみに、金属くず商の許可が必要な都道府県は以下になります。

北海道 茨城県 長野県 静岡県 福井県 岐阜県 滋賀県 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 岡山県 広島県 島根県 山口県 徳島県

 

2 金属くず商と金属くず行商の違いは何?

 

「金属くず商」と似た言葉で、「金属くず行商」というものもあります。

「金属くず行商」とは、「営業所によらないで個々に取引の相手方を求めて、金属くずを売買し、若しくは交換し、又は委託を受けて売買し、若しくは交換する営業」と定義されています。

つまり、営業所以外で個々の取引を行う場合です。例えば、金属くずを「買い付けに行く」「金属くずを売主のもとへ出向いて集め、金属くず商などに販売する」場合などが当てはまります。

従って、営業所を設けずに、取引の相手方を求めて金属くずの売買を仕事にする場合は、「金属くず行商」の届出が必要になります。

 

もちろん、「金属くず商」と「金属くず行商」を一緒に申請・届出することができます。警察の担当者の方によれば、ほとんどの方が一緒に申請なさっているそうです。

 

3 注意点は?

(1)申請先が違うかも

「金属くず商」の許可申請は「営業所」を管轄する警察署への申請になりますが、「金属くず行商」の届出は行商をする個人の「住所地」を管轄する警察署への届出になります。

 

ここで「営業所」とは、営業の目的で使用する住所又は居所をいいます。

 

(2)手数料の有無

次に、「金属くず商」許可申請には手数料が必要ですが、「金属くず行商」届出には手数料は必要ありません。

兵庫県の場合、「金属くず商」の手数料は、8,500円です。

警察署または警察署近くで販売している県証紙を購入して提出します。

 

4 許可が受けられない人ってどんな人?

 

金属くず営業条例第4条各号の内容が以下のとおりです。

これは、誓約書の4条各号に該当しない者の誓約と同じになっています。

①破産手続き開始の決定を受けて未だ復権していない人

②無許可で金属くず商の営業をして罰金以上の刑に処せられ、まだ刑の執行を終えていない人、または刑の執行を受けることがなくなった日から1年が経過していない人

③窃盗罪で懲役以上の刑に処せられ、まだ刑の執行を終えていない人、または刑の執行を受けることがなくなった日から6カ月が経過していない人

④住居の定まっていない人

⑤金属くず営業の許可を取り消された日から1年を経過していない人

⑥精神機能の障害によって業務を適正に実施するのに必要な認知、判断、意思疎通を適切に行うことが出来ない人

 

上記に該当する人は、許可が受けられない人に当たります。

 

第2回 申請書類の準備
「金属くず商」許可の申請書類の準備をご説明していきます。
個人の場合と法人の場合に少々違いがありますので、別々に見ていきますね。ご自分で申請書類を準備出来るように順に説明していきますので、ご参考になさって下さいね。
 

1 個人が「金属くず商」許可を取る方法

(1)申請書類の準備

まずは、警察署のホームページから申請書をダウンロードします。

(2)申請書に記入

申請者は個人名を記入します。

※屋号がある場合も、個人名で許可が下ります。

(3)添付書類の準備

 添付書類を準備しましょう。

① 申請者の住民票の写し 1通

※市役所でお取りください。

② 申請者の市町村長の証明書(身分証明書のことです)1通

※市役所でお取りください。

③ 誓約書2枚

個人名を記入して、押印します。

※誓約書が2通となっていますが、内容は異なるものです。

営業条例第4条各号に該当しないことを誓約するもの1枚と金属くず営業第12条第2項に該当しないことを誓約するもの1枚の計2枚です。

 

④ 営業所が賃貸の場合は、賃貸借契約書の写し、または使用承諾書が必要です。

※使用目的として、「金属くず商の営業所として使用するこ と」と入れてもらいましょう。

 

⑤ 営業所の位置図

ネット上で地図を印刷し、赤丸で囲みます。

⑥ 事務所の位置を説明する略図

建物の平面図のうち、どの場所を事務所として使用するのか分かるように記載します。受付の場所、応接室、休憩室などを分けて手書きでも大丈夫です。

※余白に、「金属くず商のプレートは、受付付近に提示します。」

「顧客との商談・契約は、受付または応接室で行います。」 と記載します。

 

(4)予約して提出

 ① 事前に警察の担当部署に電話をして、提出の予約をしておきましょう。

 ② 必要申請書類一式は1通ですが、自分用の控えとしてもう1通用意しておきます。

※手数料の8,500円を準備しておきましょう。

提出して、受付印を頂いたら申請は完了です。

許可が出たらお電話が頂けると思いますので、受け取りに行って完了です。

 

お疲れ様でした。

 

2 法人が「金属くず商」許可を取る方法

 

(1)申請書類の準備

法人の場合も、警察署のホームページから申請書をダウンロードします。

(個人の場合と同じ書類です)

 

(2)申請書に記入

① 申請書の印は会社印です。

② 代表者等の欄に役員を1名ずつ記入していきます。

(3)添付書類の準備

① 役員全員の住民票の写しを準備します。

※市役所でお取り下さい。

② 役員全員の市町村長の証明書(身分証明書のことです。)

※市役所でお取りください。

③ 誓約書

営業条例第4条各号に該当しないことを誓約するものと金属くず営業第12条第2項に該当しないことを誓約するものをそれぞれ準備します。

※営業条例第4条各号に該当しないことを誓約するものは、法 人としての1枚(会社印が必要です)と役員(個人印が必要)について一人1枚準備します。

※金属くず営業第12条第2項に該当しないことを誓約するものは、代表者の個人名で1枚必要です。

④ 営業所が賃貸の場合は、賃貸借契約書の写し、または使用承諾書が必要です。

使用目的として、「金属くず商の営業所として使用すること」と入れてもらいましょう。

 

⑤ 営業所の位置図

ネット上で地図を印刷し、赤丸で囲みます。

⑥ 事務所の位置を説明する見取図

建物の平面図のうち、どの場所を事務所として使用するのか分かるように記載します。受付がどこで、どこで来客対応するかを記入します。

※余白に、「金属くず商のプレートは、受付付近に提示します。」

「顧客との商談・契約は、受付または応接室で行います。」と記載します。

手書きでも大丈夫です。

 

⑦ 会社登記簿謄本 1通

※法務局でお取りください。

 

⑧ 会社の定款の写し 1通

※原本であることの証明が必要です。

 
★注意しましょう!
添付書類の注意点は、誓約書の枚数だと思います。

営業条例第4条各号に該当しないことの誓約書は法人名義のものと役員名義のものがそれぞれ必要ですが、営業条例第12条第2項に該当しないことの誓約書は管理者としての個人名義の1枚で大丈夫です。

(4)予約して提出

① 事前に警察の担当部署に電話をして、提出の予約をしておきましょう。

② 必要申請書類一式は1通ですが、自分用の控えとしてもう1通用意しておきます。

※手数料8,500円も準備しておきましょう。

提出して、受付印を頂いたら申請は完了です。

許可が出たらお電話が頂けると思いますので、受け取りに行って完了です。

お疲れ様でした。

 

3 金属くず行商届

(1)申請書類を警察署のホームページから申請書をダウンロードします。

(2)記入します。

※行商地域は、市単位が区分です。

(3)添付書類を準備します。

※住民票の写し

※写真2枚(2.5センチ×2センチ)

無帽で、背景は無地で顔写真2枚を準備します。

 

★金属くず商の申請と同時に提出される場合は、住民票の写しは1通で大丈夫です。

 

以上で、完了です。準備出来ましたでしょうか?

ご不明な点がありましたら、ご連絡くださいませ。

 
弊所では、古物商許可、金属くず商、金属くず行商の新規取得のご相談を承っております。
お悩み中の皆さま、お気軽にご相談ください。
お役に立てれば幸いです。

ご質問やお悩み相談は、メールもしくはお電話(通話料無料)でお気軽にご連絡ください。
 

TOP