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第4回 建設キャリアアップシステム 手続き方法

行政書士が教える建設キャリアアップシステム 「手続き方法」

建設業者の皆さま、お仕事お疲れ様です。
建設キャリアアップシステムの登録しておこうかな~、ややこしいかな~と思われる業者様、登録までどれくらいの手間がかかるんでしょうね。
今回は、建設キャリアアップシステムの登録手続きの方法と運用できるようになるまでの流れをご紹介したいと思います。
大きく分けて6つのステップに分かれています。

まずは運用までの手順をざっと見てみます。

1 運用までの手順は?

大きく分けて、以下の6STEPに分かれます。

【STEP1】 情報の登録

技能者、事業者(下請け)、事業者(元請け)の情報の登録をします。

技能者は本人情報や職種、保有資格、社会保険の加入状況などを、事業者は業種、資本金、社会保険の加入状況などを登録します。

登録する前に必要な書類を準備しておきます。

【STEP2】 カードの取得

キャリアアップの登録カードを取得します。

登録・審査完了後、技能者IDが付与され、技能者の顔写真が印刷されたICカードが送られてきます。

【STEP3】 現場の情報登録

元請け事業者による現場の情報を登録します。

現場名、工事内容等を登録します。

【STEP4】 施工体制の登録

施工体制、次数、作業内容、立場などの登録をします。

(余談ですが、過度の下請重層化は間接経費の増加を招くため、下請けの次数制限を加点する団体が増加してきています。福井県、京都府、鳥取県の3府県では下請けの次数制限を導入しており、新潟県も条件付きで次数制限を導入しています。)

【STEP5】 技能者の就業履歴の蓄積

技能者の就業履歴が毎日蓄積されていきます。

元請事業者の方は現場にカードリーダーを設置し、技能者はカードを通し記録します。

【STEP6】 経験の見える化

 事業者は技能者の経験の見える化をすすめます。

いつ、どの現場で、どの職種で、どの立場(職長など)で働いたのか、日々の就業実績として電子的に記録・蓄積されていきます。

カードは、年数を重ねるごとにグレードアップしていきます。

その後は、5年ごとに更新手続きを行います。

******************

次回から、個別に手続き方法について見ていきたいと思います。

以下のような順にご紹介していきます。

全部見る必要はありませんので、ご自分に必要な回に飛んでくださいね。

第5回 技能者情報の登録をインターネットでする場合の手順

第6回 事業者情報の登録をインターネットでする場合の手順

第7回 技能者情報の登録を代行申請する場合の手順

第8回 複数人の技能者情報を一度に入力する代行申請の手順

第9回 事業者情報の登録を代行申請する場合の手順

5回に分けて、順にご紹介していきます。

弊所では、建設キャリアアップシステム登録、建設業許可の新規取得、更新などのご相談を承っております。
お悩み中の皆さま、お気軽にご相談ください。
お役に立てれば幸いです。

ご質問やお悩み相談は、メールもしくはお電話(通話料無料)でお気軽にご連絡ください。

建設業許可取得サポート費用のご案内 (税別)

代行報酬 県証紙代 合計
新規許可
(知事/個人事業)
120,000 90,000 210,000~
新規許可
(知事/法人)
150,000 90,000 240,000~

建設業許可サポートサービスの詳細はこちらのページでご確認できます。
上記以外に、書類取得実費等が必要です。
上記報酬は、姫路市内で建設業許可を取得される場合の費用になります。

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