おはようございます。
行政書士の秋田です。
あっという間に1月も最後の週になりましたね。
ちょっと日がたつの、早すぎると思いません?私だけ?
聞くところによると、年を取るのに比例して時間の感覚が早くなるそうですが、これは体感の違いだそうですね。どおりで校長先生の朝礼の時間は長かったし、何かに集中してるとあっという間に過ぎちゃいます。気づいたら年末で、気づいたらおばあちゃんになってた、なんてことにならないように気を付けたいです。
さて先週、木曜日は、姫路市業者登録(工事格付け)申請の電子申請の申請期限でしたね。
郵送や持参される方は、今週29日(金曜)が提出期限ですので、忘れずに申請なさって下さいね。別送書類の提出期限も29日ですので、お忘れなく。
今年は、姫路市業者登録申請(工事格付け申請)の中間年にあたっています。
姫路市が行う工事や製造の請負、物品の購入などの競争入札(随意契約を含む)に参加するためには、業者登録という登録手続きが必要です。建設工事については、令和2年・令和3年度の本申請が昨年ありました。本申請ではない間の年を中間年といいます。
建設工事の業種については、毎年度、格付け申請があり、中間年である令和3年度の建設工事の競争入札等に参加するためには、この格付け申請が必要です。
ここでちょっと入札参加制度に登録するメリットを考えてみましょう。
まずは、税金が関わることなので透明性があることが挙げられると思います。
加えて競争入札なので公正さが確保されていることもメリットと言えると思います。
他に考えられるのは、平等にチャンスがあることでしょうか。
お金の面で言えることは、入札で委託されるのは、官公庁やそれに準ずる公的機関が発注する事業ですから、債務不履行がないということではないでしょうか。
じゃあ、逆にデメリットは何でしょうね。
思いつくのは、準備期間に時間がかかることでしょうか。
参加したいと思ってすぐに業者登録できるわけではなく、建設工事の業種登録をするには、経営事項審査を必ず受けておく必要があります。
公共工事の各発注機関は、競争入札に参加しようとする建設業者についての資格審査を行うこととされているので、審査結果を点数化して、順位付け、格付けをします。この点数化するのが経営事項審査なのです。
この審査を受けるには、経営状況の分析センターに分析を依頼し、申請書類に分析結果を添付して審査を受けることになります。決算終了後、決算変更届を提出後、書類を準備して、分析結果を得るまでの期間、経営事項審査を予約して受けるまでの期間、受けてから結果通知書が出るまでの期間を合わせると、最短でも2カ月ほどかかると思います。
その後、入札参加登録の申請をすることになるので登録が反映されて実際に参加できるまでには、もう少し時間がかかります。
この経営事項審査はご自分でも出来るものですが、慣れていない場合は特に書類の準備などにかなり時間がかかると思います。
他には、入札参加資格を申請する際に、企業情報、企業概要を提出しなければいけないということでしょうか。これは、特にデメリットということでもないかもしれません。
入札参加登録時期を逃した方は、随時登録の方途もあります。入札参加申請をしてみたいと思われる方も、一度ご相談下さいね。経営事項審査手続きだけの場合も受け付けております。
では今週も、がんばりましょっか。